贈り物のお返しはどんなものがいいのか

贈り物へのお返しは来たら嬉しいくらいの気持ちで

贈り物のお返しはどんなものがいいのか 人生の間で、色々な贈り物をいただく機会があります。
入学や就職、結婚、出産などですが、その中でお返しをしなければならないものもたくさんあります。
たとえば結婚祝いや出産祝いなどの贈り物には内祝いとして三分の一から半返しと言われていますし、入院した時などにお見舞いをいただくと快気祝いを贈るのがマナーと言われています。

ですが、細かく見ていくとその土地でのお返しのルールがあるようです。

私は東北出身ですが、結婚した際、結婚祝いとして沢山の方から家電製品や食器など色々なものをいただきました。
その中で結婚披露宴におよびできなかった方にだけ、内祝いを返したのですが、私のうちから数キロしか離れていない場所に嫁いだ友人宅では、披露宴に来てくださった方でも、別に品物を贈り物としてくださった方には内祝いを返す風習がありました。
また、他県に嫁いだ友人の場合は、結婚披露宴に来てくださった方にあとであいさつに回る習慣があり、しかもその時に持っていく決まった砂糖菓子がある家もありました。
わざわざ旦那様と帰省して挨拶に来てくれ、鯛や宝船などおめでたいものをかたどったお菓子をいただきました。
また、新築祝いでは、家にお招きするのがお返しとなり、その後特別に品物をお返しするわけではないと思うのですが、私が今住んでいる場所のあたりは、ちゃんと品物としてお返しをいただきました。

お祝いというのは、基本的にはお祝い事があった時にお渡しするもので全国それほど差がないわけですが、お返しとなると、各地方や家で少しづつ違ってくるのかもしれません。先日友人から、私と共通のある友人に出産祝いを渡したんだけれどお返しがないんだよね、という話がありました。
実は私も出産祝いを渡していましたがお返しはありませんでした。
そのことは気にはしていたのですが、その友人の話を聞いて、もしかしたら出産祝いにはお返しをしない土地があるのかもしれないと思ったのです。
そういった贈り物やお返しの常識はそうする人が多いというだけの事だと思って、お祝いの気持ちは、相手に品物が届いたことで伝わるわけですから、それで良しとし、お祝いが来たら嬉しいくらいの気持ちでいた方が良いのかもしれません。

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