贈り物のマナーとお返しのマナー
贈り物って相手に自分の気持ちを伝えるものですよね。贈り物には昔から礼儀やマナーがあります。最近は形式にこだわらない贈り物や贈り方が増えておりますが、やはり昔から続く礼儀は大切にしていきたいものですね。贈り方としてのマナーは、本人が直接相手側へ持参するのが昔からの礼儀と言われています。
近代は忙しいので、贈り物を配達してもらうこともあるでしょう、最近は、通販やカタログ、デパートなどから配達してもらうこともごく普通になりましたが、本当は目上の方に対しては失礼になります。
どうしても本人が持参できない場合は、配達される日と同じくらいに届くよう通知状を出すくらいの心遣いがあればいいでしょうね。相手側を訪ねたとき、親しい間柄でも、紙袋のまま渡すというのはあまりよくないですね。改まった訪問の際は、せめて風呂敷に包んでお渡しするのがスマートです。
お返しのマナーも少しご紹介。
お返しといっても、必ずしなければならない場合、しなくてもよい場合がありますのでその時々で恥ずかしくないようにしましょう。
慶事や弔事の場合のマナーとして結婚のときは、当日の引き出物をお返しとしますので改めてお返しはしなくてよいのです、その他の祝い事でお祝いをいただいた場合は頂いた金額より比較的多めにお返しをします。
弔事の場合は、半返しが一般的ですが、最近は香典返しをしないでどこかの団体へ寄付するなどのケースも増えてきました。
目上の方にお返しをする場合は、いただいたもの以上のお返しをするのは失礼となります。
目上の人には少なく、逆に目下の人には多くというのは基本的なマナーといえます。
基準をいただいたものの半返しとすれば、普通は失礼にあたりません。
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